Dr.岩本イズム

長期的な健康のために命を守る歯の真実

ここでしか知れない本当の歯のはなし

歯の再治療は本当に仕方ない?長持ち治療3つのポイント

歯の再治療は本当に仕方ない?長持ち治療3つのポイント

歯科では「一度治療した歯」の再発・再治療は少なくない

むし歯の発生率

銀歯など被せ物の下で虫歯が進行する二次カリエス、歯周病の再発、根管治療で菌におかされた神経を完全に取り除ききれなかったための再治療など、一度治療した歯がトラブルに見舞われるケースは残念ながら少なくありません。

予防歯科の第一人者であるスウェーデン・イエテボリ大学のアクセルソン博士の調査研究では、歯科患者の口内が30年に渡りどのような経過をたどるのか観察し、その結果として、発生した虫歯の約8割が再発によるものだと示されています。

治療した歯が抱えるリスク、時には歯を失う可能性も

日本人が歯を失う原因の第一位は歯周病だと言われていますが、実はそう単純な話ではありません。
下記グラフは、2018年に公益財団法人 8020推進財団が抜歯の主原因についてまとめたデータをグラフ化したものです。歯周病が37.1%で歯を失う原因の1位、う蝕(虫歯)が29.2%で2位であることが読み取れます。

発生したむし歯の詳細

ですが、実は第3位の破折の多くは、転倒などの事故による外傷だけを示すものではありません。健康な歯が割れるのは稀であり、破折の原因の多くは無髄歯(神経をとった歯)への負荷であると推測されるのです。

つまり、虫歯由来の抜歯は29.2%よりも多く、治療したにもかかわらず歯を失う結果になってしまっているケースは少なくないのです。

治療した歯が長持ちしない、再治療が必要になる理由

治療した歯が再び病気に罹患してしまい、トラブルが起こるのには、以下の2つの原因が挙げられます。

口腔内の衛生状態が悪い

治療をしても、お口全体が虫歯菌や歯周病菌だらけなら、治療後の歯が再びトラブルに見舞われるのは想像に難くありません。
う蝕が進行してから治療した歯は、象牙質がむき出しになっており、それを被せ物や詰め物でカバーしている状態です。隙間から細菌が侵入すると、あっという間に虫歯が再発してしまいます。

インプラントの場合も同様で、インプラント自体は人工物のため虫歯にはなりませんが、インプラント周囲炎という歯周病に似た炎症が起こる可能性があります。失った歯を補う治療をする際には、口内環境の改善が欠かせません。

歯にかかる力のバランスが悪い

すべての歯が本来あるべき位置にあり、余分な力が加わっていないか。つまり、正しい噛み合わせが作れているか否かは、治療後の歯の寿命に大きな影響を及ぼします。
もし被せ物やインプラント治療によって、変化した歯の噛み合わせが正しくない場合、歯や口腔全体に過剰な負荷がかかってしまいます。

また、噛み合わせが悪いと、歯ぎしり・食いしばり等の原因にもなります。大半が就寝時に起こるので多くの方は自覚していませんが、これらは歯の寿命を縮める行為です。残念なことに、知らず知らずのうちに、自分で自分の歯を壊している方は少なくありません。

Dr.岩本が考える「長持ち治療」3つポイント

当院は、再治療を極力なくし、患者様の健康とQOL(生活の質)に影響させることのないように歯を長持ちさせるための治療に努めています。私が実践している長持ちさせるための治療には、以下の3つの特長がございます。

高倍率のマイクロスコープによる「よく見える」治療

当院では、ほとんどの診療科目でマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使用しており、虫歯治療、詰め物や被せ物の装着にも活用しています。高倍率のマイクロスコープで見ると、被せ物と歯茎の間に隙間があるか、細菌に侵された歯質が残っているかなど、患部の状態がよくわかります。

再治療を防ぐためには、最初の段階で高精度な治療を行った方が良いのは自明であり、マイクロスコープによる治療は多数のメリットがあります。

原因やお口の特徴に注目した
予防メンテナンス

治療が必要になるということは、原因が存在します。虫歯になってしまったのなら、なぜ虫歯になったのか、歯磨きの仕方は適切か、歯並びや噛み合わせに問題はないか、お口の細菌や唾液量はどうかなど、根本原因に着目し、患者様に適したケアプランを提案いたします。

また、当院の予防メンテナンスは、患者様に知識やスキルを身に着けていただき、主体的に歯を守っていただくことを目標にしています。
歯垢を染色するプラークチェッカーを使用して、歯垢の溜まりやすい箇所やご自身のブラッシングの癖を明らかにしたうえで、歯磨き指導(TBI)も行っていきます。

長期的な健康に欠かせない
「噛み合わせ」診断

当院では、被せ物やインプラント治療を行った後、歯が正しい形で、適切な高さや位置にあるか、正しい噛み合わせを作っているか、入念なチェック・咬合調整を行います。

例え治療した歯が1本だけであっても、その1本によってお口全体のバランスは変わってしまう可能性があるのです。
噛み合わせの不具合は、歯に負担をかけて損失の原因になったり、虫歯菌や歯周病菌が繁殖しやすい口内環境を作ってしまったりなど、治療した歯の再治療やお口の健康維持に大きく影響しています。

「1本の歯」のために真剣に治療方法を検討してください

歯が1本、病気になりました。このことを重大に考える人は少数派でしょう。
しかし、この1本がこれから5年、10年、20年と折に触れて再治療が必要になるとしたらどうでしょうか。また、気がつかないうちに進行が進み、歯を失う結果になってしまったら?
これからの人生でその1本によってもたらされる痛みや不快感、費やされる時間やお金などを想像してください。

歯は全身の健康と繋がっています。たかが歯1本と侮らず、真剣に病院を選び、治療方法を検討してください。当院は、再治療を繰り返している歯があるなどのお悩みにもお応えいたします。

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