インプラント治療
(T.Kさん47歳 女性 2019年11月完成)

[治療内容]インプラント治療
[費用]インプラント治療
上顎 約550万(税抜)(インプラント体8本 上部13本)
下顎 約450万(税抜)(インプラント体4本 上部12本)
[治療に伴うリスク・副作用]
インプラント治療リスク
インプラント治療の危険性・合併症
インプラント治療は外科処置の為、発生しうる危険性、及び合併症があります。
〇一過性及び永久性の唇・舌・頬・歯肉・歯牙等の感覚麻痺
〇近接歯牙の損傷・上顎洞・鼻腔への穿孔
〇炎症・疼痛・過敏症・組織治癒遅延、及び術部顔面部の内出血
そのため、重々、診査・診断の上治療を行う必要があります。また、通常の歯と同じように清掃に気を付けないと、インプラント周囲炎になる可能性があるため、丁寧なブラッシングと定期メンテナンスが重要となります。
この方は、上下でほぼ歯がなく義歯を作ったが適合不良による痛みで噛めないし食べられないとのことで来院されました。






[1,2,3]:治療前。上顎入れ歯の粘膜部が浮いており適合が悪いのがうかがえる。
[4,5,6]:治療後。インプラントを埋入し噛み合わせを整え、審美的にも改善されている。



上顎



下顎
[7,10]:初診時歯がほとんどなく上顎は残根のみである。
[8,11]:インプラントを埋入した状態。
[9,12]:最終補綴物Set後、入れ歯で歯がなかった場所に歯が入った状態。


[13]:初診時
[14]:最終補綴物Set後
2枚の写真を比べるとよくわかるのですが、[13]の初診時の唇に対しての歯のバランスが[14]の完成写真だときれいに改善されている。これは当医院のラボにあるDawson Wizardの分析によって理想的な歯の長さ、ポジション、形態、大きさを導き出しそれに基づいて製作した結果である。
本ケースの詳しい説明は[噛みづらい入れ歯にサヨナラ!インプラント治療を選択したケース。(ラボワーク編)]をご覧ください。



最終補綴物Set後
当医院での歯科補綴物はジルコニアフレームを使用するため歯茎からの立ち上がり部(歯 と歯茎の境目)、咬む面に金属が露出して黒くなることはありません。金属を使わないことにより口元がとても明るく綺麗になります。当クリニックでは、歯科技工所(ラボ)もあり、担当歯科医師、担当歯科衛生士、担当歯科技工士がチームを組み情報を共有し、一つ一つの口腔内を仕上げていきます。当技工所では、治療がスタートし仮歯を作る段階から立会い担当医と治療内容の共有、患者様の要望などを聞いています。治療内容、患者様の要望などをみんなで共有することによって質の高いより良い治療が行われます。口元が変わるだけでこんなにも印象が変わります。