インプラント治療
(O.T.さん 66歳・会社員)
Oさんは上顎に総入れ歯を使用していましたが、物を食べる事が難しい、噛み合わせが悪く入れ歯が割れてしまったり、また宿泊時には入れ歯洗浄剤を持参しなければならない煩わしさがあり、この先どうなるか不安を抱いていました。そんな中、インプラントをインターネットで調べ、当院に来院されました。
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[治療内容]骨移植、サイナスリフトを含むインプラントとかぶせもの治療
[費用]インプラント(骨移植、サイナスリフトを含む)とかぶせもの(ジルコニアクラウン)治療で約1000万(税抜)
[治療に伴うリスク・副作用]
インプラント治療の危険性・合併症
インプラント治療は外科処置の為、発生しうる危険性、及び合併症があります。
〇一過性及び永久性の唇・舌・頬・歯肉・歯牙等の感覚麻痺
〇近接歯牙の損傷・上顎洞・鼻腔への穿孔
〇炎症・疼痛・過敏症・組織治癒遅延、及び術部顔面部の内出血
骨移植の危険性・合併症
〇移植した人工の骨が、清掃不良や喫煙などの原因によって、感染を起こしてしまう可能性があります。
〇骨移植を伴わない手術に比べ、手術後の腫れや痛みを感じやすくなる場合があります。
サイナスリフトの危険性・合併症
〇上顎洞粘膜の損傷による出血や、インプラントの迷入、感染による骨移植の除去及び再治療、副鼻腔炎や上顎洞炎などの問題を引き起こす可能性があります。
そのため、重々、診査・診断の上治療を行う必要があります。また、通常の歯と同じように清掃に気を付けないと、インプラント周囲炎になる可能性があるため、丁寧なブラッシングと定期メンテナンスが重要となります。
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左:治療前。下の歯しかない状態です。
右:治療後。上顎と下の奥歯にインプラントを入れました。
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上段:治療前の歯。上の歯は総入れ歯です。右下の歯がない分、他の歯の負担が増えています。
下段:治療後。すべての歯が入りました。
骨がないと言われてずっと入れ歯を使われていたそうですが、当院では骨がないと言われた方でも安心してインプラント治療を受けていただくことが出来る場合もあります。O.T.さんは骨が足りない部分を補うために骨移植を行ったうえで、上の歯は総インプラントに。下の歯はご自身の残せる歯は最大限に残し、インプラント治療と併せて、隙間が気になる箇所には削って被せる補綴治療も行いました。
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