インプラント治療
(T.T.さん 84歳・会社員 2019年5月完成)
T.T.さんは歯周病のサインとなる歯と歯茎の間の歯周ポケットが深く、口臭もおありで、お口の中の環境が良くない状態でした。所々の歯は、歯周病と虫歯による影響でなくなってしまい、お口の中の環境の崩壊がどんどん進行しておりました。
[治療内容]インプラントとかぶせもの治療
[費用]インプラントとかぶせもの(ジルコニアクラウン)治療で約350万(税抜)
[治療に伴うリスク・副作用]
インプラント治療の危険性・合併症
インプラント治療は外科処置の為、発生しうる危険性、及び合併症があります。
〇一過性及び永久性の唇・舌・頬・歯肉・歯牙等の感覚麻痺
〇近接歯牙の損傷・上顎洞・鼻腔への穿孔
〇炎症・疼痛・過敏症・組織治癒遅延、及び術部顔面部の内出血
そのため、重々、診査・診断の上治療を行う必要があります。
また、通常の歯と同じように清掃に気を付けないと、インプラント周囲炎になる可能性があるため、丁寧なブラッシングと定期メンテナンスが重要となります。
左:治療前。
右:治療後。右下インプラント治療と上の歯のかぶせものの治療を行いました。
上段:治療前の歯。
下段:治療後の歯。
左:治療前。
右:治療後。
Tさんは糖尿病を患っています。糖尿病の数値が高いとインプラントなどの外科的手術による治療(出血を伴う治療)は、一般的には敬遠されますが、当院では患者様が通われている内科医と連携し、さらに麻酔医が全身状態をモニタリングしながら治療を進めていきます。
持病があり、治療を悩んでいる方がいらっしゃいましたら一度ご相談ください。