ドーソンウィザード(審美分析ソフト)を用いた審美歯科
(K.Jさん 71歳・ 2019年2月完成)
私どものラボ(歯科技工所)では、スタッフ全員がDawson Academy Japanで講習を受けています。
そこで学んだDawson Wizard(審美分析ソフト)を患者様の審査診断に用いています。

[治療内容]インプラントとかぶせ物治療
[費用]インプラントと全体のかぶせ物(ジルコニアクラウン)治療で約800万(税抜)
[治療に伴うリスク・副作用]
インプラント治療の危険性・合併症
インプラント治療は外科処置の為、発生しうる危険性、及び合併症があります。
〇一過性及び永久性の唇・舌・頬・歯肉・歯牙等の感覚麻痺
〇近接歯牙の損傷・上顎洞・鼻腔への穿孔
〇炎症・疼痛・過敏症・組織治癒遅延、及び術部顔面部の内出血
そのため、重々、診査・診断の上治療を行う必要があります。
また、通常の歯と同じように清掃に気を付けないと、インプラント周囲炎になる可能性があるため、丁寧なブラッシングと定期メンテナンスが重要となります。
下記のBefore/Afterの写真を、どのように作ったのかを分析ソフトの写真を一部用いながら説明していきます。

まず最初に、来院時に写真を撮らせていただきます。それを分析ソフトに入れて診断していきます。

横顔の分析をしているページです。理想的な歯の出具合、傾きを分析しています。

平面の分析をしているページです。顔に対しての歯の平面を分析しています。

歯の長さの分析のページです。口に対しての理想的な歯の長さを分析しています。

歯の横幅の分析のページです。ゴールデンプロポーション(黄金比率)を元に理想的な横幅を出しています。

歯の大きさを分析するページです。理想的な歯の大きさを決定していきます。
このようにして、患者様ひとりひとりに合った歯の長さや形をソフト上で仮想的に導き出すことが出来ます。
そうして導き出された仮想の歯を実際の模型上に置き換えていきます。
ソフトを使うことにより技術者は最終的な歯の並び方や形などをイメージできるということは歯を作っていく上でとても重要なことです。
当クリニックでは、歯科技工所(ラボ)もあり、担当歯科医師、担当歯科衛生士、担当歯科技工士がチームを組み情報を共有し、一つ一つの口腔内を仕上げていきます。
治療内容、患者様の要望などをみんなで共有することによって質の高いより良い治療が行われます。口元が変わるだけでこんなにも印象が変わります。